こんにちは、皆さん!先日のフードバンクに少し前に入ってきたばかりの生徒がボランティア活動に参加した様子をお知らせしたいと思います。
この日、生徒たちは段ボールを160個作る作業を行うことになりました。作業が始まると、ある生徒が「段ボールなんて作ったことないー!」と少し不安そうな様子で声をあげました。私も思わず「あ、これが初めての経験なんだ!」と驚きました。
しばらくその生徒を見守っていると、作業に必要なガムテープが上手く貼れない様子が見受けられました。そこで、思わず「家でお手伝いしたことはあるの?」と尋ねてみると、なんと「何もしたことがない」との返答が。正直、これには少し驚きました。
その瞬間、私は「こういうときこそ、教えていくしかないな」と心に決めました。初めての作業に対して不安を抱えている生徒には、優しく一つ一つ手順を教えることが大切です。まずは、段ボールの組み立て方やガムテープの使い方をじっくり説明しました。
一緒に作業を進めながら、生徒がコツをつかんでいく様子を見ると、徐々に自信を持って作業を行うようになり、「あ、できた!」という笑顔がこぼれてきました。初めての挑戦が、まさに彼の成長の第一歩となった瞬間でした。
わからないことがあったら、遠慮せずに聞いてもらえるような雰囲気を作ることが、今後の彼らの成長につながることを信じています。これからも、こうした経験を通じて、一緒に学び、成長していけることが本当に楽しみです。
ボランティア活動は、自分自身を振り返り、人と人とのつながりを感じる貴重な機会です。これからも、彼のように新しい挑戦をする生徒たちを温かく迎え、支えていきたい