
- 高校1年生は環境変化によるストレスを抱えやすい時期です
- 人間関係や学習負担が不登校につながることがあります
- 朝の不調や欠席増加など初期サインが見られる場合があります
- 家族の焦りや進路への不安がプレッシャーになることもあります
- 学校や外部支援と連携しながら対応を考えることが大切です
高校入学後に不登校になるケースは少なくない
高校入学後しばらくしてから、突然学校へ行けなくなるケースは少なくありません。中学校までは問題なく通えていた子どもでも、高校進学をきっかけに大きなストレスを抱え、不登校状態になることがあります。
家族としては、「受験を頑張って合格したのになぜ」「やっと高校生になったばかりなのに」と戸惑いや不安を感じやすくなります。しかし本人の中では、新しい環境へ適応しようと無理を重ねた結果、心身のエネルギーが限界に達している場合があります。
高1で起こりやすい環境変化とは
高校生活では、中学校までとは大きく異なる環境変化があります。授業スピードが速くなり、宿題や課題も増え、定期テストによる成績競争も強くなります。通学距離が長くなるケースもあり、体力的な負担が急激に増えることがあります。
また、高校では「自己管理」が求められる場面も増えます。周囲に合わせようと気を張り続けることで、本人が自覚しないまま疲労をため込んでいる場合があります。最初の数週間は頑張れていても、その反動で急に動けなくなるケースもあります。
人間関係の負担が大きくなることもある
高校では、別々の中学校から集まった生徒同士で新しい関係が始まります。周囲に馴染もうとして無理を続けたり、「浮いてはいけない」と強い緊張を抱えたりする子どももいます。
また、SNS上でのつながりやグループ関係に疲弊するケースもあります。表面上は普通に学校生活を送れているように見えても、家へ帰ると強い疲労感や無気力状態になる場合があります。特に周囲に気を遣いやすい子どもほど、学校でエネルギーを消耗しやすくなることがあります。
高校卒業支援のスペシャリスト

らいさぽセンター本校の「高校卒業支援プラン」は、不登校や引きこもりの方でも自分のペースで高卒資格を取得できるプログラムです。通信制高校を活用し、登校日数を抑えながら自宅での学習を進められ、教員免許を持つスタッフによる個別指導も受けられます。学習はレポート提出や動画教材、スクーリングを組み合わせて進め、必要に応じて大学受験対策も対応。資格取得や単位修得を柔軟に支援し、将来の進路の幅を広げます。自宅送迎や月額支払いにも対応しており、安心して学習を始められる環境が整っています。
勉強や進路プレッシャーによる疲弊
高校では学習内容が難しくなるだけでなく、「将来」を意識する場面も増えていきます。大学進学や就職に関する話題に触れる中で、「失敗できない」「結果を出さなければならない」と強いプレッシャーを感じる子どももいます。
また、周囲と比較して自信を失うケースもあります。中学校では成績上位だった子どもが、高校では周囲との差を感じ、「自分だけついていけない」と思い込んでしまうことがあります。その結果、学校へ行くこと自体が苦痛になる場合があります。
不登校初期に見られやすいサイン
不登校は突然始まるように見えても、その前段階で小さな変化が現れていることがあります。朝になると頭痛や腹痛を訴える、起きられなくなる、遅刻や早退が増えるなどの変化が見られる場合があります。
また、「今日は午後からなら行ける」「週の途中から休みが増える」といった五月雨登校の状態になることもあります。家族としては「行けるなら毎日行ってほしい」と感じることもありますが、本人なりに限界の中で踏ん張っている場合もあります。
家族が感じやすい不安と葛藤
高校は義務教育ではないため、不登校状態になると家族は強い不安を抱えやすくなります。「留年するのでは」「退学になってしまうのでは」「将来に影響するのでは」と焦ることもあるでしょう。
また、周囲と比較して苦しくなる家庭もあります。「他の子は通えているのに」と考えてしまう一方で、本人自身も「学校へ行かなければならない」と自分を責め続けているケースがあります。
避けたい対応とプレッシャー
心配するあまり、「このままでは将来困る」「甘えているだけでは?」と強く言ってしまうことがあります。しかし、本人も十分に焦りや不安を抱えている場合が多く、責められることでさらに追い詰められてしまうケースがあります。
また、毎日のように登校確認をしたり、無理に原因を聞き出そうとしたりすると、家庭が安心できる場所ではなくなってしまう場合があります。もちろん家族の不安は自然なものですが、まずは安心して休める環境づくりが大切になることがあります。
家庭でできる支え方
不登校初期には、「すぐ学校へ戻すこと」だけを目標にするより、まず本人の疲労や不安を整理する時間が必要になる場合があります。朝起きられない状態が続いているときには、無理に叱責するより、少しずつ生活リズムを整えていく関わり方が必要になることがあります。
また、「今日は少し会話ができた」「外へ出られた」など、小さな変化にも目を向けることで、本人が安心感を持ちやすくなる場合があります。家族だけで抱え込まず、学校とも連携しながら対応を考えていくことが重要です。
学校や外部支援の活用について
不登校が続いている場合には、学校内外の支援を利用する方法があります。担任やスクールカウンセラー、教育相談センターへ相談する家庭もあります。本人が相談に抵抗を感じている場合でも、まずは保護者だけで相談を始めることも可能です。
また、通信制高校やサポート校、若者支援機関など、別の学び方につながるケースもあります。高校生活の形は一つではなく、本人に合った環境を探しながら進路を考えていく家庭も少なくありません。
高1不登校と長い視点で向き合うために
高校1年生の不登校は、環境変化や将来への不安が重なりやすい時期だからこそ起こる場合があります。本人も「学校へ行けない自分」を責め続けていることがあり、周囲が思う以上に苦しさを抱えているケースがあります。
家族としては焦りを感じやすくなりますが、まずは安心して過ごせる環境を整えながら、少しずつ回復を支えていくことが大切です。必要に応じて学校や外部支援とも連携し、長い視点で向き合っていくことが重要になる場合があります。







